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司法修習生に対する実務修習講師を務めたことのご報告

2026.02.02

相田です。
司法修習生の選択型実務修習で講師を務めたことのご報告です。
司法修習生とは、司法試験に合格した後、裁判官、検察官、弁護士等になるために、1年間養成を受ける者のことです。
今回私は、刑事事件の講師として、当番弁護における模擬接見の当事者役や事件をどのように理解するかというブレインストーミングを担当しました。
当番弁護とは、各地の多くの弁護士会で詳細は異なるかもしれませんが、概ね、逮捕された場合に1回無料で弁護士のアドバイスを受けられるという制度になります。
ブレインストーミングとは、ビジネスの現場などでも広く使われている手法だと思いますが、刑事事件の弁護活動においても有効であり、近年は司法研修所においてもカリキュラムの一環として組みこまれています。
刑事事件においては、有利な証拠、不利な証拠の全てを合理的に説明出来るケースセオリー構築のために用いられる手法になります。
また、別日には、同じく司法修習生向けの選択型実務修習における犯罪被害に遭われた方に対する法律相談の講師を担当しました。
こちららは、私が被害者役として、修習生が弁護士役となり模擬法律相談を実施するというものです。
普段とは逆の立場になり、弁護士役の相談態様を見聞きしていると、どのような言葉や説明が理解しやすく、逆にひっかかりを覚えるのかということを自分自身再認識する機会になりました。
こうした経験を日々の業務にも反映させていきたいと思います。